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大学編入に激おすすめな参考書!【物理編】

大学編入参考書レビュー第2弾。今回は物理です。
よろしければ第1弾の数学もどうぞ。

数学のおすすめ参考書

まずはStudyplusの本棚と学習時間のご紹介。

物理の本棚

物理の本棚

数学と同じ日のスクリーンショットなのでこっちもiPhoneの充電がない。。。


こんな感じです。
物理は7割以上過去問を使って勉強したので、あまり参考書は使っていません。

今回も5段階評価でやっていきます。
では早速紹介していきます。

前置き: 編入試験における物理学とは

ちょっと参考書から話は逸れますが大事だと思うのでこの章を作りました。

高専によってカリキュラムが異なるので一概には言えませんが、僕の高専では「応用物理」が3年生の時にあり、それで一通り微分積分を用いた物理学を学びました。

どの高専でも1、2年生で物理を履修すると思います。
大学受験の物理は「微分方程式を解く物理」だと思うとイメージがつきやすいです。

微分方程式を使った物理の解き方は基本的に2ステップ

  1. 現象から微分方程式を立てる (未来予想)
    • 力学であれば運動方程式
    • 電磁気であれば回路方程式
  2. その微分方程式を解く

です。

大学編入において

  • 立式する力
  • 微分方程式を解く力

が必要となります。
逆に言えばこの力がつけばほとんどの問題を解くことができると思います。

あとは試験範囲によって波動や熱力学の知識を入れていけばオーケー。

★★★★★ 過去問

とにかく過去問をメインで勉強することをお勧めします!!
物理は過去問だけでも対策可能です。

大事にして欲しいのは

  • 時間を測ること
  • 何もわからなくても考えること

です。時間を測るのは本番になれるためです。
考えるのは、思考力や視点の柔軟性をつけるためです。

物理の試験は同じような問題は出ないと思ってください。常に初見レベル。
なので完答することよりもどれだけ色々な視点で考えることができたかを大事にするといいです。

難易度が大学によってかなり異なるため、様々なレベルの大学の過去問を解くことをお勧めします。

過去問の勉強法

志望校・滑り止め校の範囲が被っている大学の過去問をとにかく用意します。
そして大学のなんとなくの難易度やぱっと見の感じで解きやすい問題から解いていきましょう。
するとその分野の基礎力が自然とつきます。

そうして徐々に難易度を上げて行き、最終的には志望校レベル、志望校より上の大学の問題が解けるようになればいいです。

★★★★☆ 物理のエッセンス (力学・波動, 熱・電磁気・原子)

赤・青まとめての評価です。
僕は東北大学の受験で波動と熱力学のうちどちらかが毎年出題されているので使用しました。

高校生にも人気なだけあって、わかりやすかったです。
ただ僕は力学も、電磁気もやっていません。波動と熱の部分だけです。

波動・熱合わせて全部の問題を解くのに頑張れば2日で終わったので気軽に取り組めたのがよかったです。
東北大学の問題は意外に高校分野が多かったのでこれを2週して過去問を解いたら熱・波動は対策できました。

★★☆☆☆ 黄色い本たち (演習力学、電磁気学演習、基礎物理学演習)

受験生御用達のこの本たち、あなたの学校の図書館にもきっとあります。
結論から言うと僕には全く合いませんでした!!

全部持ってたんですけど、解いても解いてもワクワクしなくて・・・・

結局本棚の番人になってました。。
なぜ評価が高いかと言うと、多分ですが著者がいいんでしょう。東大の先生方が書かれてるそうなので。

僕は力学、電磁気は全て過去問でやりました!!
きっと図書館にあるので買う前にまずやって見てくださいね。

まとめ

結論: 物理は過去問です!!
同じ過去問でも何回も何回も解くうちに、自分の中のパターンが出来上がります。
そうしたらこっちのもんで、相当ひねってある問題でなければすごいスピードで解くことができます。

まずは大学物理に慣れてください。解けなくてもいいです。
解き方や流れを吸収して、受験直前に正誤は気にしていけばいいと思います。

では受験生の皆さん、頑張ってください!応援しています!

Licensed under CC BY-NC-SA 4.0
最終更新 2021/03/04 19:31 +0900
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